お祝い用の3大お菓子 | うちな~くとぅば(沖縄の言葉)

お祝い用の3大お菓子

沖縄のお祝いには欠かせないお菓子です。
ちなみに、このサーターアンダギーはご飯茶碗1個分の大きさです(^^)






左 :カタハランブー(片腹重い)

塩味の揚げ菓子です。
片方が重く垂れ下がった形から「片腹」「んぶー(重い)」という名が付けられたようです。

鍋肌を滑らせるように生地を落とし揚げていくのでこの形になります。
作り方から「たらしアンダギー」(垂らす揚げ物)と呼ぶ人もいます。

結納やお祝いの時に持って行く「かたはらんぶー」は直径が20センチほどもある大きなお菓子です。

さーたーあんだぎーが女性を表すのに対しこちらは男性を表すらしい。



右上:サーターアンダギー(砂糖揚げ物)

沖縄のお菓子といえば、サーターアンダギーといわれるくらい、有名なお菓子。
卵、小麦粉、砂糖、マーガリンなどを混ぜ合わせて作ります。
チューリップのように割れているのが、良いサーターアンダギーとされていて、お祝い用の大きさのものは、熟練されたオバーたちが作ります。



右下:マチカジ(松風)

ピンクの細長い煎餅状の生地をくるりんとクロスさせるように
結んであるような形で片側の表面に白ゴマがびっしりとついています。
色が鮮やかなピンクなのでお祝い用のお菓子とされています。

これは結び合わすという意味合いから、結納のお菓子として使われます。