学校に行く途中・・・ | うちな~くとぅば(沖縄の言葉)

学校に行く途中・・・

娘達が学校へ行く途中に、くるざーたー黒砂糖)をあげるオジーがいます。


けっして、怪しいオジイではなく、通り道にある家の方なのだけれど・・・、窓のところに、お茶と黒砂糖を置いてあるんです。


子供たちが通り掛かりながら

「オジイ、今日も砂糖ちょうだい!!」と手を出すと


オジイは

「はい、これ食べたら、さーらない やーんかい けーりよぉ~」という。

「はい、コレ食べたら、急いで  家に  帰りなさいよ


時々、いつも観掛ける子が一緒じゃないと

あい?ちゅうや うらんしが ちゃーさが?おーえーどぅ さんな?

あれ?今日は いないけど どうしたの?ケンカでも したのか?

最初、このオジイの話を聞いたときには、え?大丈夫?と心配したけれど、どうやら、もう随分こんな風に子供たちの登下校を見守って下さっているらしく、先輩お母さんたちもご存知でした。


今時、いろいろと不安になる事件のニュースが多いですが。昔は、こんなオジイはどこにでも居たはず。手放しで安心できない世の中になってきて淋しいなぁ~と思いつつ。いつもお世話になっているオジイに黒砂糖を差し入れしてきました。


沖縄とはいえ、寒くなってくると、窓を開けっぱなしにしているのも大変だろうなぁ~と。

オジイ、いつも ありがとうございます!!!